奈良弁護士会

憲法委員会

「憲法とは何か」「それがどのように変えられようとしているのか」について研究し、得られた情報を市民の皆様に提供させていただく活動をしています。


1.当委員会の活動目的

1990年代以降,政党のみならず,マスコミ,財界などから数々の明文改憲案が出され,憲法改正論議
が活発となりました。そして,2007年5月には,憲法改正国民投票の手続を定める法律が成立し,
憲法を「変えるのか」,「変えないのか」を私たちが判断する日が間近に迫りつつあります。
このような状況の中,2005年4月に,当委員会は発足しました。
そして,現在,解釈改憲により安全保障法制が制定され,さらには国家緊急事態条項などの改憲等の論議が活発になる中,当委員会は,「憲法とは何か」,「憲法改正により何が変わるのか」などを研究し,それによって得られた知識・情報を市民のみなさんにわかりやすく提供することを目的として,様々な活動を行ってきました。

 

2.活動内容

憲法絵本を発刊
当委員会では,これまで「憲法改正の是非を論じる前に,市民,特に将来の主権者としてこれからの日本を担ってゆく子どもたちにわかりやすく憲法を学んでもらい,自ら考える素養を身につけてほしい」との思いから活動を続けてきました。そして,2007年度に日本国憲法の内容を平易な文章とイラストで紹介した「憲法絵本」を作成し,県内の小中学校を中心に普及に努めてきました。
その後,この「憲法絵本」は日本弁護士連合会からも発刊され,現在全国の弁護士会にも普及しつつあります。
このような努力が実り,学校の教育現場でも関心がもたれ,2016年度の奈良県教育学習資料
「なかまとともに高等学校」に,「憲法絵本」の一部が教材として掲載されることになりました。
PDF版が日弁連ホームページで公開されていますので、ご一読戴ければ幸いです。
憲法連続講座の開催
2016年から始めた年5回の市民向け連続学習会も昨年度で5年目を迎え、これまでに23回実施しています。基本は、委員会委員が「自前講師」となり、毎回数十人の市民の皆様の参加を得て、憲法改正問題を理解するための基礎知識についてレクチャーを続けております。
また、それとは別途、著名な憲法学者やジャーナリストの先生方をお招きしての市民学習会も
随時開催しています。学習会開催の予定は当会ホームページでも随時ご案内いたしますので,
ぜひ一度ご参加ください。
絵本と語りの会
当委員会では、2010年から、「財団法人たんぽぽの家」の協力を得て、県内の小・中学校、高校で、「憲法絵本と語りの会」を開催してきました。今までにふれあえた子供達の数は、おそらく、1万人前後になると思われます。